このページでは、挿し餌を卒業して一人で餌を食べられるようになったインコを飼う前に用意しておくべき物をまとめました。
ゲージ
小型のインコ:一辺が35cm程度
中型のインコ:一辺が45cm程度
大型のインコ:幅、奥行きが45cm以上。高さが60cm以上
インコは金属をかじると、金属中毒を起こすことがあるので、大型インコのゲージはステンレス製のものがオススメです。
エサ入れ・水入れ
ゲージを購入すると付属品としてついてくることがほとんどなので、はじめは単品で購入しなくても大丈夫です。
付属の入れ物だとインコが食べづらそうにしていたり、水が飲みにくそうにしていれば別のものを購入してください。
エサ入れは底が浅いものが食べやすいです。
保温器具
インコは寒さに弱いです。
冬期はヒーターなどをつけて、部屋の温度と25℃〜30℃に保つようにしましょう。
エサ
エサは、鳥の総合栄養食であるペレットと、シードがあります。
シードは皮付きと皮なしの物がありますが、皮付きの方が痛むのが遅く、インコが皮をむく楽しさもあるので皮付きをオススメします。
ペレットは総合栄養食ですが、鳥にとってはあまり美味しいものではないようです。
中にはシードばかり食べてペレットは全く食べないインコも。
シードしか食べないインコには鳥のサプリメントであるネクトンを飲水に混ぜたり、シードにふりかけたりして与えます。
シードとペレットを混ぜることで、ペレットを食べてくれるインコもいるようです。
温度計・湿度計
今インコの周りの温度や湿度は適切かどうか人目でわかるために部屋に置いておくと良いでしょう。
温度は25℃〜30℃。湿度は50〜60%です。
体重計
インコは病気を隠す生き物です。
具合が悪くてもいつもと同じように過ごすふりをするので、病気に気づくのが遅れてしまうことがあります。そして病気だと分かった時にはすでに手遅れに……なんてこともあります。
それを防ぐために、定期的にインコの体重を測定します。
インコの体重がかなり減っていたときは病気にかかっている可能性があります。
大切なインコの健康管理のためにも、体重計は用意しておきましょう。
電子はかりで大丈夫です。
鳥を診れる近くの病院
鳥を診てくれる病院はかなり少ないです。
インコをお迎えする前から、自宅から一番近い鳥専門の病院を探しておくことをオススメします。
ペットショップにいたときにはすでに病気に感染している鳥もいるため、インコをお迎えしたときはすぐに健康診断に行くことをオススメします。
あると良いもの
キャリーケース
病院に行く際にインコを入れるゲージです。
病院によってはインコが普段どのようなゲージに入って暮らしているのか見たい先生もいるので、その場合は普段のゲージに入れて病院に行きます。
おもちゃ
インコが退屈しないようにゲージの中に入れてあげたり、放鳥時に遊ばせたりするのに使います。
インコは好奇心旺盛でなんでも興味を持ち、なんでもかじります。
家の壁やコンセントもかじってしまうので、それらをかじらせないようにおもちゃを与えて楽しんでもらいましょう。
青菜差し
インコが野菜を食べるときに使います。これに水を入れ、野菜を差してゲージに入れておくと、新鮮な野菜をインコが好きなときにかじることができます。
ゲージカバー
インコは真っ暗になれば、夜になったと思い眠ります。ただ、飼い主さんが夜遅くまで部屋の明かりをつけている場合、インコが眠れません。
そんなときにゲージに合った遮光カバーがあれば、インコを決まった時間に眠らせることが可能です。
また、病院などに行く際も、いるもと違う景色にインコが戸惑ってしまわないようにゲージにカバーをかけて真っ暗にしてあげると大人しくなります。
まとめ
インコを飼っていくうえで必要なものはたくさんあります。
できるだけ長くインコと暮らしていくためにも、インコにとって良い環境を整えてあげてください。
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